投稿者: ユ
森山大道さん
森山大道さんがハッセルブラッド賞を受賞されたということで行われたシンポジウムに参加した。授賞式翌日であり、展覧会のオープニングに先がけて行われた。満員の会場の中、プログラムの最後に組まれていた「10の質問」に答える森山さんの言葉が、とても鮮明に心に刻まれた。その中で、特に印象に残ったのが、「写真を撮ることに行き詰まった、あるいは飽きたことはあるか」という質問に対しての言葉だった。森山さんは、写真を撮ることを退屈だと思ったことはない、と言い切った。そしてそのあと、続けた。「行き詰まったことは無いけど、なんというか、撮った写真が自分に跳ね返ってこないというか、そういうことはあります。そうなると少し、写真を撮らない時間をとる。何もしないで、ぼーっとしたりする。そうするとね、また光と影が見えてきて、写真撮ろうって気持ちになるんですよ」森山大道さん本人から発せられるその言葉は、文字以上の深みそして重みを以って伝わってきたし、温かみがあった。
健康でいたい
日常から健康にはそこそこ気遣ってるつもりで、仕事柄、時間の規則性が無い事なども自分なりに考えながら、食事とか運動とか出来る限りのことをやって、人間の形を保つ努力をしている。
歳を重ねるごとに、身体って案外脆いなと思う事が多々あるし、逆に、簡単なことでも続けてればいろいろ防げていたりする。
そんな風に真面目に向き合ってると思っていても、不調は突然訪れる。
数日前にものもらいが出来た。ものもらいは、自分の体調において、バランスを保つ何かが崩れると出現する不調の証であり、大敵である。普段風邪を引かない私にとっては、抵抗力が落ちてるやばいサインと思っている。
その証拠に、ものもらいができると同時にお腹を下したり、いろいろダメな感じになってくる。
この、ものもらいというやつは、手術をして取り除いたりする以外には特段治療する事もないので、目薬なんかをひたすらさしながらただ腫れが引くのを待つスタイルで共存している。
目が地味に腫れるが、通常運転。
とりあえずメガネで仕事へ行く(普段はコンタクト)。
とりあえずなんでも褒めてくれるスウェーデン人たちだから「おっ 新しいメガネーめっちゃいいじゃん〜」と言われて、メガネじゃなくて新しいのはこの目んとこにいる菌だよ、、っていうやりとりをする。
メガネだと楽譜があんまり見えないからドかミか予想で弾くことになる。
不便な生活。
ものもらいが出来ると、悔しい気持ちになる。すごい気をつけてるはずなのに、とちょっとヤケクソになる。あと、精神的ダメージも大きい。普段丈夫なので、体調を崩すとなぜかすごくショックなのだ。
するとこうなる。
ものもらいのタブー全部持ってこい、そんな気持ちになる。
今こそ身体を大事に労わる時!と思うとでも思ったか、身体!
目を腫らしながら仕事終わりにちゃんとビールを飲む。ついでにゴッテゴテの夕飯(23時)。同僚と夜中まで飲み、酔ったまま就寝。(あれ、元気なのかな、、?)翌日日中はポテトチップスで腹を膨らまし、喉が乾けばファンタのよくわからん味のやつをガブっとやる。秋晴れの青空を、砂埃で汚れた窓ガラス越しに見つめる。眠気が来るままに寝る(これは良い)。
病は気から。日頃の健康に感謝しつつ新たな謎の戦闘力を手にした気持ちになれたから、もう腫れは引くことでしょう。健康って考え方次第だなと思うし、毒っぽい要素が少しあったほうが、強さが増すような気がする。全てがバランスよく行くはずも無いけど、ま、自分の身体だから、優しくしたり厳しくしたりしながら付き合っていけたらいい。
no title
今思うのはなんか、今の自分がしてるのは、人の音楽や人の言葉を以って、自分の表現をしているということ。常に。それが好きなんだけど、ふと、自分も、何が自分の感情なのかを見つけ出す作業をしなきゃなって、今思った。
ありがとう ありがとう
7月13日(土)デュオリサイタル One danceは満員+のお客様と共に無事終了致しました。
2週間ほど前に・・
ご来場いただいた皆様、関係各位、そしてピアニストの倉澤杏菜さんへ心からの感謝を。
思い描いた通りの演奏会が創れてとても嬉しいのと、ひとつのダンス作品のような、という考えのもとに生まれたOne danceは、思えばその名が付いた時から始まっていて、自分一人や倉澤さんと音楽作りをしている演奏会までの時間も含めた全部がOne danceだったのかー なんてことも思いました。
One danceすごいな。
ダンスは続くよどこまでも。
Duo recital ‘One dance’
ピアノとヴァイオリンの演奏会です。 音の姿が感じられ、その姿が変化していく様を表現することを目指す。 『一つのダンス作品のような演奏会』を創りたいという思いを込めOne danceと名付けました。 ピアニスト倉澤杏菜さんはベルリンを拠点として、ドイツ国内はもとよりヨーロッパ各地、そして日本でも引っ張りだこのピアニストです。同級生でもある我々はお互い海外に出てから、いつか再び一緒に演奏したいと思っていました。ドイツとスウェーデンの国を行き来しながらこのOne danceに対する想いを温めています。 チラシデザインはOne by One 井川雅之さん デュオリサイタルにちなんで、上下無し、対等な関係という無理難題をこんな素敵なデザインで表してくれました。このチラシはどう飾っても全方向正解です! 写真はベルリン在住の映像作家で写真家のSina Eslamiに。 協賛は日本唯一の弦楽器オークション会社で、ロンドンと東京を拠点に持つSunrise Auction 7月18日からサマーオークションを開催するようです! 多くの皆様にご来場いただけることを願ってます。 田代裕貴 倉澤杏菜 田代裕貴 デュオリサイタル One dance 2019年7月13日(土)ルーテル市ヶ谷ホール 14時開演(13:30開場) 全席自由 一般4000円 学生2000円 Programme
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 作品934 Franz Schubert: Fantasie for violin and piano in C major, D. 934
ペッテション:アンダンテ・エスプレッシーヴォ Allan Pettersson: Andante espressivo for violin and piano リゲティ:ヴァイオリンとピアノのためのデュオ György Ligeti: Duo for violin and piano プロコフィエフ(バイヒ/フレッツベルガー編曲):バレエ”ロメオとジュリエット”より 組曲Sergei Prokofieff-Lidia Baich/Matthias Fletzberger: Suite from “Romeo and Juliette” for violin and piano 他 チケット販売・問い合わせ チケットぴあ (Pコード 148878) contact.onedance@gmail.com
ヨーテボリという街、そしてその街のオペラ劇場にご縁があり、ヴァイオリン奏者として所属すること数年。
まさかの日本ツアー。
もう一週間も経ってしまったが2019年いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭にヨーテボリ歌劇場管弦楽団の一員として参加してきた。
日本人の私にとっては、大好きな同僚たちと母国で演奏できるなんていう夢のような時間だった。行くまで「きっと楽しいだろうな」ぐらいで思っていたのの、数千倍の喜びがあった。
この音楽祭は今年のテーマが’春待つ北ヨーロッパからの息吹’ということでスカンジナヴィアやロシアの音楽を中心のプログラムがそこかしこで演じられていた。スウェーデンに居るとあまり実感しない、’北欧のオーケストラ’という看板がそこにはあった。
我々オーケストラが金沢滞在、そして音楽祭での演奏を心から楽しんだのは言うまでもないのだけど、特筆すべきは、この音楽祭の持つ特別な温かみに後押しされて、それが実現されていたことだと思う。演奏する側と聴く側のコミュニケーションが生まれてた実感をもてる、素晴らしい音楽祭だった。
団員の楽しそうな顔を見れるのも嬉しかったし、個人的にも、多くの人々との繋がりを改めて感じれた日々だった。
そんな想いが1週間経って押し寄せてきた。
ヴァイオリンやってると、時々良いことが訪れる。
ヨーテボリにも春の息吹が感じられ、謎の白いホワホワが宙を舞い、人々はくしゃみが止まらない。
無
雨に濡れる新緑
(の特に葉脈に注目しながらバス待つ)
昨日今日の気温差20度ヨーテボリ
スズキさん
刺身でいけちゃった
鍋
この冬は鍋の素晴らしさ再認識しました。。。
Torsk (タラ) 190SEK