健康でいたい

日常から健康にはそこそこ気遣ってるつもりで、仕事柄、時間の規則性が無い事なども自分なりに考えながら、食事とか運動とか出来る限りのことをやって、人間の形を保つ努力をしている。
歳を重ねるごとに、身体って案外脆いなと思う事が多々あるし、逆に、簡単なことでも続けてればいろいろ防げていたりする。
そんな風に真面目に向き合ってると思っていても、不調は突然訪れる。
数日前にものもらいが出来た。ものもらいは、自分の体調において、バランスを保つ何かが崩れると出現する不調の証であり、大敵である。普段風邪を引かない私にとっては、抵抗力が落ちてるやばいサインと思っている。
その証拠に、ものもらいができると同時にお腹を下したり、いろいろダメな感じになってくる。
この、ものもらいというやつは、手術をして取り除いたりする以外には特段治療する事もないので、目薬なんかをひたすらさしながらただ腫れが引くのを待つスタイルで共存している。
目が地味に腫れるが、通常運転。
とりあえずメガネで仕事へ行く(普段はコンタクト)。
とりあえずなんでも褒めてくれるスウェーデン人たちだから「おっ 新しいメガネーめっちゃいいじゃん〜」と言われて、メガネじゃなくて新しいのはこの目んとこにいる菌だよ、、っていうやりとりをする。
メガネだと楽譜があんまり見えないからドかミか予想で弾くことになる。
不便な生活。
ものもらいが出来ると、悔しい気持ちになる。すごい気をつけてるはずなのに、とちょっとヤケクソになる。あと、精神的ダメージも大きい。普段丈夫なので、体調を崩すとなぜかすごくショックなのだ。
するとこうなる。
ものもらいのタブー全部持ってこい、そんな気持ちになる。
今こそ身体を大事に労わる時!と思うとでも思ったか、身体!
目を腫らしながら仕事終わりにちゃんとビールを飲む。ついでにゴッテゴテの夕飯(23時)。同僚と夜中まで飲み、酔ったまま就寝。(あれ、元気なのかな、、?)翌日日中はポテトチップスで腹を膨らまし、喉が乾けばファンタのよくわからん味のやつをガブっとやる。秋晴れの青空を、砂埃で汚れた窓ガラス越しに見つめる。眠気が来るままに寝る(これは良い)。
病は気から。日頃の健康に感謝しつつ新たな謎の戦闘力を手にした気持ちになれたから、もう腫れは引くことでしょう。健康って考え方次第だなと思うし、毒っぽい要素が少しあったほうが、強さが増すような気がする。全てがバランスよく行くはずも無いけど、ま、自分の身体だから、優しくしたり厳しくしたりしながら付き合っていけたらいい。

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